不動産売却で検討したい住宅診断!

不動産売却で検討したい住宅診断!

メリット・デメリットは?

今回は不動産売却を検討している方のために、売却時のトラブルリスクを軽減するためにぜひ検討してもらいたい「住宅診断」について解説します。
住宅診断の概要やメリット・デメリットを紹介し、さらに住宅診断する際に知っておきたい注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

■不動産売却で検討したい!住宅診断とは?

不動産売却するなら、ぜひ事前に住宅診断を受けることをおすすめします。
住宅診断とは、ホームインスペクションとも呼ばれるもので、売却する不動産がどれくらい劣化しているか、欠陥があるかどうか、修繕が必要な個所がどのくらいあるのか、などを診断するものです。
この住宅診断は、「既存住宅状況調査技術者講習」を修了した建築士が「既存住宅状況調査方法基準」にしたがい、第三者の視点でおこないます。
つまり「プロが中立な立場で診断してくれる」という信頼性があります。
診断費用は売主が負担する必要がありますが、事前に売却する不動産の状態をしっかり把握するための出費、と前向きに考えられます。

■不動産売却で住宅診断を利用するメリットは?

不動産売却の際に住宅診断を利用することには以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】
①建物の劣化状態などがきちんと把握できるので買い手にも安心感があり、買い手がつきやすくなる
②事前にいろんな問題点を売主・買主双方が把握できるので、売却後にトラブルが発生するリスクを抑えられる

【デメリット】
①診断費用は自己負担
②売主による修繕対応を求められることもある
③売主が住宅診断をしたくなくても買主から住宅診断を求められることもある(この場合の診断費用は必ずしも売主負担でなければならないというわけでなく、どちらが負担するかは双方の話し合いで決める)

■不動産売却で住宅診断を利用する場合の注意点

不動産売却の際に住宅診断を利用するのであれば、以下のような注意点もある、ということを理解しておきましょう。

●間取り図や各種設備図、配置図、地盤調査報告書または施工報告書などの必要資料を事前に用意しておく必要がある
●住宅診断は「ありとあらゆるすべての瑕疵が判明する」というものではないので、契約不適合責任(以前の瑕疵担保責任がさらに強化されたもの)によるトラブルが発生しないよう、売主も瑕疵チェックは必要

特に、設備の瑕疵の有無は住宅診断の対象外なので売主側にも注意が必要です。

●住宅診断は比較的短時間でおこなう簡単な検査ではあるものの、それでも検査および事前説明・検査後の報告まで含めると3~5時間程度の時間がかかる

■まとめ

今回は不動産売却の際にぜひ検討してもらいたい住宅診断について解説しました。
診断費用は必要ですが、売却する不動産の状態を客観的に診断してもらえる貴重な機会ですので、ぜひ前向きに検討してみましょう!

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