住宅ローンの金利タイプを知ろう!

住宅ローンの金利タイプを知ろう!

金利の意味と金利タイプをご紹介

住宅ローンの借り入れ時に金融機関で商品の比較をおこなう場合に、もっとも気になるのは「利息」ではないでしょうか。
この記事では、金利の詳しい意味と、住宅ローンを選ぶ際に注意したい金利タイプについて解説します。

■住宅ローンの元金と金利とは

金利とは、お金を借りた方が、借りたお金に対して支払う利息の割合です。
借りたひとから見た賃借の対価を「利息」、貸したひとから見た貸借の対価を「利回り」と表現します。
金利は、期間により3つの形式があり、それぞれ「年利」「月利」「日歩(ひぶ)」と言います。
住宅ローンを含め、国債の金利や、普通預金や定期預金などの預金金利、その他金融商品の金利は、元金に対して1年間で支払う利息(または受取る利子)の割合の「年利(または年率)」で表示されます。
金利は世界経済のさまざまな要因に伴って変動を繰り返すため、物価が上昇したり、景気の良い時には、金利も上昇することが一般的です。
近年では、日本銀行のゼロ金利政策、マイナス金利政策の影響により、住宅ローンの金利は低水準で推移しています。

■住宅ローンの利息と金利タイプとは?

住宅ローンには、金利(年利)が最後まで変わらないものや、返済途中で見直しがあるものなどタイプがあり、大きく3つに分類できます。

【固定金利型】
固定金利型は、借り入れした時点での金利が返済期間中ずっと変わらない住宅ローンです。
借り入れ時に返済額が確定するため、返済計画を立てやすいのがメリットです。
しかし、借り入れのタイミングで、同じ金融機関内での比較をした場合、他のタイプよりも高く金利が設定されているケースがあります。

【変動金利型】
変動金利型は、借り入れ期間中一定の期間ごとに適用金利の見直しがあり、金利が変動する住宅ローンです。
固定金利型と比較し金利が低いメリットがあるものの、借り入れ時点で返済額が定まらない点で、返済計画が立てにくいのがデメリットでもあります。
変動金利型では、通常半年ごとに適用金利の見直しがありますが、返済額は5年ごとに見直しがおこなわれます。
また、未払いの利息に対しさらに利息が発生することはありませんが、未払利息の発生中は元金の返済が進まず、返済期間の終了後に未払利息を一括で返済するように求められることがあるので注意しましょう。

【固定金利期間選択型】
固定金利期間選択型は、借り入れ後の一定期間は固定金利が適用され、期間終了後は変動金利または再度固定金利期間選択型を選択できる住宅ローンです。
固定期間は、3年、5年、10年などがあり、固定期間が長いほうが適用金利が高くなる傾向にあります。
固定金利の間は金利や返済額が変動しませんが、期間終了後は大きく上がる可能性もあるので慎重に選択しましょう。

■まとめ
住宅ローンを選ぶ際、金利や元金、利息など、基本の用語を知っておくことで、比較検討がスムーズになります。
インターネットでも金利のシミュレーションが可能ですが、わからないことは金融機関の窓口で相談し、よく理解して住宅ローンを選択しましょう。

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