土地の評価額とは?

土地の評価額とは?

特徴と調べ方についてご紹介!

所有している土地の評価額はどのくらいなのかは、自分でも知っておきたいものですよね。
この記事では、土地の評価額とは何か、またその特徴や調べ方についてご紹介します。

■土地の評価額とはどのような基準で評価されているか

土地の評価額は、実勢価格・公示価格・基準地価・相続税路線価・固定資産税評価額の5種類の基準をもとに算出されています。
調査主体や役割で、目的も金額も異なるものです。
たとえば公示価格は、民間の売買だけではなく、公的機関でおこなう売買の参考額になるため、透明性を保つための指標です。
評価額は、税金や相続税の算定に必要です。
目的ごとの正しい評価額を知るためには、5つの基準の特徴と違いを理解しておくことが重要です。

■土地の評価額の5つの基準と特徴

次に、土地の5つの評価額についてご紹介します。
それぞれの目的や基準が異なる点に注意しましょう。

●実勢価格
公的機関公表の額ではなく、実際に取引があった価格のことで、「時価」とも言われます。
取引上での額であるため、公的機関の評価額とは異なります。

●公示価格
毎年1月1日に国土交通省が公表する、基準地の1㎡あたりの地価のことです。
1か所につき2名以上の不動産鑑定士が鑑定し、国土交通省の土地鑑定士が審査して公示価格を決めます。

●基準地価
毎年1月1日に国土交通省が公表する、基準地の1㎡あたりの地価のことです。
1か所につき2名以上の不動産鑑定士が鑑定し、国土交通省の土地鑑定士が審査して公示価格を決めます。

●基準地価
それぞれの都道府県が選定した基準値における価格のことです。
1月、7月に、1名以上の不動産鑑定士が、基準地1㎡あたりの地価について鑑定します。

●相続税路線価
国税庁が公表している、相続税・贈与税などの税金を計算する際の基準となる土地価格です。
公示価格の70%と決められています。

●固定資産税評価額
不動産関連の税金の中で、固定資産税や都市計画税、不動産取得税、登録免許税の算定のために、市区町村によって定める土地価格です。

公示価格の80%と決められており、売却相場を知る際にも参考になります。

■5つの土地評価額の調べ方とは?

実勢価格は、国土交通省運用の「レインズマーケットインフォメーション」「土地情報総合サイト」で実際の成約情報を検索可能です。
公示価格は、国土交通省の「土地総合情報システム」のサイトで「公示地価 都道府県地価調査」を検索し、調査できます。
基準地価は、公示価格と同じく「土地総合情報システム」で、「公示地価 都道府県地価調査」で検索して確認可能です。
相続税路線価は、国税庁のサイトの「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」を利用して調べます。
計算式は、「路線価×補正率・加算率×地積」です。
固定資産税評価額は、課税明細書・固定資産課税台帳・固定資産評価証明書などの証明書から確認できます。
評価額は固定資産税からの逆算も可能です。

■まとめ

不動産の評価額とは何か、その種類や特徴、調べ方についてご紹介しました。
評価額にもさまざまな意味合いがあり、目的ごとに参考にする基準が異なりますので、適切な評価額を参考にしましょう。

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