不動産の購入で求められる必要書類にはどんな種類がある?

不動産の購入で求められる必要書類にはどんな種類がある?

必要書類って何がいるの?

不動産の購入手続きにあたって、さまざまな必要書類を用意しなければなりません。
印鑑や住民票なども求められるため、計画的に準備を進めていきましょう。

そこでどんな種類の書類が必要なのか、ご紹介します。

■不動産購入における必要書類の種類

不動産の購入では、手続きごとに必要書類の種類は異なります。
そこで手続きのタイミングに応じて、必要書類を準備してください。

【購入相談や資金計画時】
住宅ローンを組んで不動産を購入する場合は、事前審査をおこないます。
そのため現在の収入や、すでに利用しているローンの有無を確認できる書類を用意してください。

●源泉徴収票
●確定申告書
●借入残高確認書

【売買契約時】
売主との間で交わす売買契約では、以下の書類を準備します。

●本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
●収入印紙
●印鑑証明書、実印
●手付金(現金、預金小切手など)

【ローンの審査時】
金融機関におけるローンの審査では、以下の書類を準備します。

●本人確認書類
●印鑑証明書、実印
●収入がわかる書類(源泉徴収票もしくは確定申告書)
●住民票
●課税証明書
●納税証明書(会社役員や自営業者の場合)
●購入する物件の資料

■代金決済や所有権移転登記の手続き時

代金決済や所有権移転登記の手続きでは、以下の書類を準備します。
住宅ローンの融資実行と代金決済は同時におこなわれるため、通帳と届出印も用意しておきましょう。

●本人確認書類
●印鑑証明書、実印
●住民票
●通帳・届出印

■不動産購入における必要書類と印鑑

不動産の購入では必要書類とともに、実印・届出印・認印が必要です。
実印は売買契約や、住宅ローンの契約を締結するときに使用します。
そして届出印は銀行関係の手続きに必要です。
そのほかの手続きでは認印を使用します。
印鑑証明書が必要な場面もあるため、実印は早めに登録しておきましょう。

■不動産購入で使用できる必要書類の住民票とは?

不動産の購入における必要書類のなかで、有効期限のある住民票の取り扱いには注意してください。
発行から3か月以内のものが有効で、同居家族全員の続柄が記載されているものを準備します。

【注意点】
本籍地およびマイナンバーは機微情報なので、省略するのが一般的です。
不要な情報が記載されていたときは、マスキング(黒塗り)しておきましょう。
また住民票と印鑑証明書は何度か使用する書類なので、あらかじめ多めに取得しておくのがおすすめです。

■まとめ

不動産を購入するときに知っておきたい、必要書類の種類について解説しました。
取得に時間のかかるものや、有効期限が決まっている書類もあります。
そこで不動産を購入する際は、あらかじめどんな書類を求められるのかを確認しておきましょう。

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