不動産売却時に調べたい固定資産税評価額とは?

不動産売却時に調べたい固定資産税評価額とは?

いくらで売ればいいのか?

不動産売却時に迷うのが、いくらで売ればいいのか?ということでしょう。
スムーズに売るには、所有する不動産の価値を正確に把握することが必要です。
そのためにも知っておきたいのが、固定資産税評価額です。
それはどのようなものなのかや計算方法について解説します。
土地にはほかにも4種類の評価方法があるので、それらの評価方法についてもお伝えします。

■固定資産税評価額とは

固定資産税評価額とは、固定資産税を決める際の基準となる額のことです。
固定資産税のほか、都市計画税や登録免許税、不動産取得税などを算出する際にも使用されるものです。
固定資産税の額を算出する際に、課税標準額を決めるために、固定資産税評価額が使用されます。
通常、建物であれば固定資産評価額=課税標準額となるため、固定資産税評価額が税額に大きくかかわるということです。
この額は不動産売却の際、売ろうとする不動産がどのくらいの価格で売れるかの目安となります。
決め方は、総務大臣が定める「固定資産評価基準」により、市町村が設定します。

■固定資産税評価額の計算方法

固定資産税は固定資産税評価額に1.4%をかけた額です。
固定資産税評価額はこれを逆算、固定資産税÷1.4%することで算出できます。
固定資産税の額は納税通知書を確認すればわかりますので、上記の式で計算できます。
もしくは、固定資産課税台帳を閲覧すれば確認できます。
固定資産課税台帳には、各市区町村の不動産鑑定士が、不動産の劣化状況などを調査し評価した額が記載されています。
本人であれば市区町村役場で閲覧可能です。

■不動産売却時に土地の評価額を調べるには?

土地の評価額は固定資産税評価額以外の方法でも調べることができます。
一つは、公示地価を確認すること。
公示地価とは国土交通省が公表する価格で、その年の1月1日時点での基準値の1平方メートルあたりの価格がわかります。
また、各都道府県が選定した基準値の価格である基準地価をチェックするのも方法の一つです。
さらに、国税庁が鑑定して公表する路線価をチェックすることもできます。
実際に取引された価格である実勢価格を調べる方法もあります。
実勢価格は景気や社会情勢などによって大きく変動するので、不動産売却時にはタイミングを見計らって売る時期を決めるとよいでしょう。

■まとめ

不動産売却時は、固定資産税評価額を参考にすると売り価格の目安をつけることができます。
土地の評価額はほかにも公示地価や基準地価、路線価、実勢価格といった種類があります。
それぞれをチェックして、価格決定の参考にするとよいでしょう。

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