家を購入したときに災害保険は必要か

災害保険は突発的に起こってしまった火事や事故による損害を補償してくれます。
災害保険に加入を検討している方やすでにご加入の方も加入している補償内容と比べながらご覧ください。

■家を守る災害保険1：火災保険とは

ビルやマンション、一戸建てのなどの建物が何かしらの被害にあった場合に対象を補償するというものです。
建物のみに保険をかける場合、事故で対象が燃えてしまった際に受け取れる保険は、建物の被害が起きた部分のみとなるのです。
家の中にある家具家のみに保険をかける場合、事故で対象が燃えてしまった際に受け取れる保険は、建物の被害が起きた部分のみとなるのです。

【補償される範囲とは】
火事などで家が燃えてしまったときの補償（保険金のお支払い）をしてくれるのが、火災保険といいます。
そして補償される事故は他にもあるのはご存じでしょうか。
契約内容にもよるのですが、下記の事故を補償してくれます。

●火事
●失火
●落雷
●爆発
●破裂
●ヒョウ災害
●雪災害
●風災（台風や竜巻）
●洪水、土砂崩れ、高潮

などの、その他突発的な災害による損害を広く補償してくれるのです。
このように契約内容にもよりますが、広範囲にわたり補償されますので、すでにご加入済みの方もどんなときにどこを補償してくれるのか、保険の必要性を知っておくことも大切です。

■家を守る災害保険2：地震保険とは

通常の火災保険では補償することができない事故による損害を補償する保険です。
地震を原因とする火事というのは基本的に、地震保険でしか補償されません。
震災はいつどこで発生するかがわからないため、事故が発生したときの被害は想像できません。
そのため、保険の加入を検討したほうがよいのかもしれません。

【補償される範囲とは】

●地震による火災や損壊
●津波による流出や損壊
●噴火による埋没

が補償の対象となっています。

■家を守る火災保険3：地震保険の必要性

実際に昨年の1年間で（2021年1月1日から12月31日）に起きた震度4以上の揺れが19回（関東・中部地方で）となっています。
そして震度1以上の揺れは2424回（いずれも気象庁調べ）と、高い割合で揺れが起きていたという状況です。
そのため、防災対策として保険は必要で、実際に災害にあった場合の生活再建として加入しておいた方がいいのかもしれません。

■まとめ

物件や家財などの資産を事故により失ってしまうリスクに備えて、もし災害に巻き込まれてしまった場合でも、少しでも早く立ち直れるようサポートしてくれます。
災害保険の加入の検討は大事ですが、どこまで補償してくれるかなどの補償範囲は多岐に渡りますので、家と生活を守るための保険の必要性をよく確認しましょう。